こんにちは!
俺の名前は猿飛桃太郎(さるとび ももたろう)
突然ですが、先生の整体院のホームページは、検索エンジンから患者さんを集めることができていますか?
検索エンジンって、自院のホームページの順位や競合サイトによって順位が左右されるので、なかなか安定した集客ができませんよね。
「よっしゃ、1ページ目だ・・・!」と思った次の日には、2ページ目に戻ってしまい、精神的に落ち込んでしまうこともあるのではないでしょうか?
さて、そんな検索エンジンの集客が安定しない先生にオススメなのが、「リスティング広告」です。
リスティング広告とは、YahooやGoogleの検索結果で、最上部に表示されている広告のこと。
「地域名+整体院」などのキーワードで、自院のホームページを表示させることもできるので、広告費次第では安定した集客をすることができます。
今回は、これから先生が安定した集客を行えるよう、リスティング広告を使った集客の方法を解説いたします!
ぜひ、小さい額からでもいいので、リスティング広告をはじめてみてくださいね!
それではまいります!
今回の登場人物
猿飛桃太郎(22)
鬼のいる治療院の見習い治療家
鬼野右近(45)
鬼野治療院の院長
今日は鬼野治療院はお休み。しかし桃太郎は出勤していました・・・
うし、今日はホームページのメンテナンスだな。
どれどれ〜、まずは先週の予約数の確認だ・・・!
1時間後−
(・・・!)
なんだこれ!
おっさんに言われた通り、SEO対策してたのに、順位が下がってるじゃねェかよ・・・!
ってわけで、先週確認したときは1ページ目に表示されてたんだけど、昨日確認したら2ページ目まで落ちてたんだ・・・。
なんでだ・・・?
・・・。
おそらく、アルゴリズムの変動があったんだろう。
アルゴリズムの変動・・・?
あぁ、そうだ。
俺たちが普段から使っているYahooやGoogleは「アルゴリズム」と呼ばれる独自の計算式を使って、検索順位を決めている。
ふむふむ。
ただ、検索エンジンを使う人が求める検索結果というものは、時期や時事的なもので大きく変わるよな。
確かに・・・!
この前オレ、「羽生(はにゅう)」選手の情報が見たかったから検索したんだよな。
そしたら、ちょうど将棋ブームのときで「羽生」って検索したら、「羽生(はぶ)」の情報が出てきたもんな!
・・・。
そうやって検索ユーザーのニーズを満たせるよう、検索エンジンも日々試行錯誤を行なっているのさ。
なるほど・・・。
でもよ、こうやって毎回毎回順位が変動してたら、ホームページの集客は安定しねェぞ!?
・・・。
するどいな。
お前の言うように、検索エンジンの純粋な検索結果だけに頼るのは、非常に不安定だ。
・・・!
じゃ、じゃあ、どうすればいいんだ・・・?
「リスティング広告」を使う。
リスティング広告・・・?
リスティング広告とは検索結果で表示される広告のこと!メリット・デメリットを理解し始めよう!
「リスティング広告」とは、YahooやGoogleといった検索エンジンの検索結果に自動的に表示される有料広告のこと。
リスティング広告の仕組みは簡単だ。
はじめに、どんなキーワードで検索されたときにホームページを表示させたいかを決め、広告を出稿する。
広告が表示され、クリックをされると広告費が消化される。
1クリックあたり100円〜1000円ほどの広告費が必要だ。
ちなみに、リスティング広告には、次のようなメリット・デメリットがある。
整体院でリスティング広告を使うデメリットは広告費の無駄遣い
俺たちのような、整体院がリスティング広告を行う場合、「ターゲットを間違えると広告費を無駄にしてしまう」というデメリットがある。
例えば、腰痛に悩んでいる患者さんを集めたいと思い、「腰痛」で検索されたときに、広告を表示させたとしよう。
ただ、「腰痛」というキーワードで検索する方は、必ずしも整体院に行きたいわけではない。
例えば、「腰痛の原因を知りたい人」や「腰痛という症状を学術的に勉強したい人」もいるわけだ。
このように、キーワード選定で失敗したり、そもそも、ホームページがイマイチだと予約には繋がらない。
結果として、「リスティング広告はやめとこう・・・。」となってしまうわけだ。
しかし、リスティング広告には大きなメリットがある。
きちんとやり方さえ押えることができれば、次のようなメリットがあるぞ・・・!
整体院でリスティング広告を使うメリットは安定感!
整体院でリスティング広告を使う場合、「安定感」と「無駄撃ちが少ない」というふたつのメリットがある。
例えば、今回のように自院のホームページの順位が下落しても、リスティング広告のやり方を分かっていれば、すぐに新規の予約数を取り戻すことができるよな。
また、きちんとキーワード選定を行ない、「ヘルニア 〇〇市」や「坐骨神経 〇〇市」といった集客につながりやすいキーワードで表示させることもできる。
すると、チラシや新聞折り込みのような不特定多数への広告ではないので、無駄撃ちが減らせるというわけだ。
リスティング広告は、かなり効率のよい集客方法だと言えるぞ。
ふむふむ・・・。
リスティング広告を使えば、今回みてェに検索順位が落ちても大丈夫ってことか・・・!
そういうことだ。
ただ、このリスティング広告、さっきも言ったように、1クリックあたりの単価にバラツキがある。
単価のバラツキ・・・?
あぁ、そうだ。
例えば、東京の23区や大阪市内のような大都市では、リスティング広告を出したいと思っている人は多いよな。
おう・・・。
しかし、広告を出せる枠は限られているので、必然的に1クリックあたりの単価が高くなってしまう。
・・・!
いくらくらいなんだ?
1000円を超えることもあるぞ。
1000円・・・!
あぁ、クリック単価が高いため、1ヶ月の広告費は数十万にも及ぶ。
お、俺の給料よりもたけェ・・・。
ただ、俺たちのような地方の整体院の場合、話が違う。
1クリックあたりの単価が100円を切ることもあるため、少ない広告費で済む場合がほとんどだ。
(ホッ・・・。)
で、具体的にリスティング広告ってどうやるんだ?
全体像はつかめたけど、イマイチやり方とかわかんねェぞ。
いいだろう。
今から整体院に特化したリスティング広告の打ち方を教えてやろう!
リスティング広告の運用を始めるまえに、以下の記事でリスティング広告の出稿方法を知っておきましょう!
リスティング広告の始め方-アカウント開設から広告掲載完了まで-
リスティング広告の上手な運用方法!整体院のリスティングは量と質のバランスをコントロールしよう!
リスティング広告の運用で大切なことは、次のふたつだ。
1.予約につながりやすいアクセスを集める
2.アクセスをより多く予約へつなげる
それぞれ解説しよう!
1.予約につながりやすいアクセスを集める
リスティング広告を成功させるための第一歩は、「予約につながりやすいアクセスを集める」ということだ。
先ほどもお伝えしたように、リスティング広告はどんなキーワードに広告を出稿するのかがカギになる。
その際、「腰痛」や「肩こり」といった漠然としたキーワードではなく、次のような「すでに整体院を探しているキーワード」を選ぶとよいだろう。
・地域名+整体院
「梅田 整体院」、「新宿 整体院」、「博多 整体院」、「習志野 整体院」
・症状+地域名
「ヘルニア 長崎市」、「坐骨神経痛 札幌」、「腰痛 大津」、「肩こり 水戸」
ただし、キーワード選定の際に気をつけてもらいたいことがある。
それは、あまりにも検索母数が少ないキーワードを選ぶと、アクセスが集まらないということだ。
例えば、人口の少ない地方の市町村だと、そもそも「地域名+症状」といったキーワードで検索する人がいないよな。
すると、広告をクリックする人も限られるので、ホームページにアクセスが集まらないというわけだ。
リスティング広告を出稿する際は、検索母数のことも配慮するとよいだろう。
2.アクセス数をより多く予約へつなげる
次に心がけてほしいのが、「ホームページへ集まったアクセスを、より多く予約へつなげる」ということだ。
例えば、広告をクリックし、先生の整体院のホームページを見た方のうち、何人が予約をしたのかを計測してほしい。
仮に、1000アクセス集まり、10件の予約が集まったのであれば、翌月は20/1000、翌々月は30/1000というように、数字を改善していこう。
ちなみに、ホームページに集まったアクセスの予約率を改善する方法は次の通りだ。
・広告の誘導文をホームページの内容と合致させる
・ホームページのファーストビュー(最初に目に入る文章)を変更する
・ホームページの文章を魅力的なものにする
・お客様の声や同業者からの推薦の声を目立たせる
・サイトのデザインを最新のものにする
このような改善策を通して、ホームページの予約率を改善していってくれ。
へェ〜。
思ったよりも、リスティング広告ってシンプルなんだな!
その通りだ。
「アクセスを集め、予約してもらう」たったこれだけだ。
まずは、リスティング広告を通じて1000件ほどのアクセスを集めてみろ。
1000件・・・?
あぁ。
1000件ほどアクセスを集めることができれば、10件くらいはアクセスが集まるだろう。
1000件アクセスを集めたのに、10件予約が入らないようなホームページは、急いで作り直したほうがいい。
なるほど、まずはホームページの良し悪しを確かめるってことだな。
でもよ、そんなに広告費を使って大丈夫なのか!?
なんか、ちゃんと患者さんはリピートしてくれてるし、焦って新規の患者さんを集めなくてもいいと思うんだけど!
するどい考えだな。
お前の言うように、現状を考えると広告費を使うのは無駄遣いのように感じるかもしれん。
しかし、それはお前が広告費を「お金の消費」だと思っているからだ。
消費・・・?
あぁ。
俺たちのような経営者は、広告費を使うことを「消費」ではなく、「投資」だと捉えている。
・・・!!
広告費を投資だと捉えているから、広告費を使うことに対して、なんら不安を感じていない。
むしろ、今後も安定的に経営を行うための、重要な資源だと思っている。
そ、そうなのか。
俺も立派な経営者になるなら、広告費を将来への投資だと思う必要があるんだな・・・!
まぁ、最初は大きな額を使うのは気が引けるかもしれん。
しかし、少しずつ使っていくことで、広告費を投資だと捉えられる日がくるだろう・・・。
じゃあ、まずは1ヶ月、リスティング広告をやってみるぜ!
(さて、今日は計測の日だな・・・。)
・・・!
5万円の広告費で20人の新規の予約が入ってるじゃねェか・・・!
単純計算で、5万円の広告費で120,000円の売り上げ・・・!
これが投資するってことか!
(番外編)鬼野治療院のスタッフ研修
俺の知り合いの整体師で、独立して3年のやつがいるんだ。
最近、そいつの整体院の患者さんが減ったみてェで・・・、なんとかなんねェかな?
・・・。
そいつの店は、なんで患者さんが減ったんだ?
最近、近所に自費治療を本格的にやっている整体院が増えたらしいんだ。
しかも、ホームページも金がかかってるみたいでよ・・・。
・・・。
なるほど。
それなら、手技で差別化するしかないようだな。
手技で差別化・・・?
あぁ、そうだ。
この整体院が飽和している時代に、ライバル店を出し抜くには差別化が必要だ。
あぁ、それはわかるぜ!
そいつも、USPとやらを考えて、差別化頑張ってるみてェだから。
その差別化だが、一番手っ取り早いのは「自院だけが対応できる症状」を作ることだ。
自院だけが対応できる症状・・・?
そうだ。
例えば、次のような症状は改善できる整体院が少ないため、対応することさえできれば簡単に差別化が可能だ。
・自律神経症状
・精神疾患
整体院を経営されている先生の中には、上記の症状の改善に苦手意識を持っている先生が多い。
というのも、患者さんの中には、踏み込まれると心を取り乱すような事情を抱えている人がいるからだ。
(うわっ・・・、俺も苦手だ。
前に患者さんに大泣きされたからな・・・。)
でもよ、患者さんのトラウマなんかに触れずに、自律神経症状とか、精神疾患が改善できる手技なんてあるのか?
あぁ、ある。
・・・!
その手技は、俺の仲間でもある「鈴木章生」先生が開発されたメソッドだ。
「精度」や「経験」がなくても、自律神経症状・精神疾患で悩んでいる患者さんを改善することができる。
ちなみに、鈴木章生先生とは、「モーションロック瞬間解除テクニック」という手技を開発し、「毎月500名の患者さんを施術・患者さん全体の80%が6回以上のリピート・月商250万円」という輝かしい実績をもつ愛知県・岡崎のカリスマ治療家だ。
・・・!
この手技を身につけることができれば、急増する精神疾患・自律神経症状にアプローチできるようになり、他院との差別化や高単価、時短施術へ近くだろう。
そ、その手技教えてくれよ!
いいだろう・・・。
その手技がこれだッッ・・・!