開業
猿飛桃太郎(ベース)

こんにちは!
俺の名前は猿飛桃太郎(さるとび ももたろう)

突然ですが、あなたは、自宅で整体院を開業することに興味はありませんか?
自宅での開業は、経費の削減をすることもでき、いろんな意味でメリットがありますよね。

しかし、整体院を経営していくにあたって、大切なことは売り上げを作れるかどうか。
自宅で開業した場合、患者さんから見つけてもらいにくくなるため、集客への不安をつねに抱えておかなければなりません。
いくら自宅で開業したとはいえ、患者さんがきてくれなければ、赤字になってしまうわけですから、いつかは廃業することになります。

そこで、あなたには、自宅で開業することの、メリット・デメリットを知っていただき、本当に自分に合っているかを検討して欲しいと思います。

この記事を読んだ結果、「それでも、自宅で開業する・・・!」という方は、ぜひ自宅で開業してくださいね。

それではまいります!

猿飛桃太郎が教えます!!

今回の登場人物

猿飛桃太郎(ベース)

猿飛桃太郎(22)
鬼野治療院の見習い治療家
元野球部なのにサッカーゲームが得意

鬼野右近(ベース)

鬼野右近(45)
鬼野治療院の院長
昔ハマっていたゲームは「ドラゴンクエストIV導かれしものたち」

猿飛桃太郎が教えます!!

自宅で開業したいッ!桃太郎の想いは院長に伝わるのか?

猿飛桃太郎(無表情)

もし、俺が整体院を開業するなら、やっぱ自宅だよな〜。
いまの給料じゃ、店舗構える金なんて、ねぇもんな〜。

 

次の日の朝のことでした。

猿飛桃太郎(驚き)


(むにゃむにゃ・・・。)
ん・・・9時!?
ヤバい・・・寝坊だ・・・!

猿飛桃太郎(驚き)

ね、寝坊して、すみませんでしたッッ・・・!!


鬼野右近(怒り)

オメェってやつは・・・。
9時からお前の担当の予約が入ってること忘れたのかッッ!!


猿飛桃太郎(驚き)

ひぃッ・・・。
も、申し訳ござい・・ありませんでたァ・・・。


鬼野右近(怒り)

オメェの寝坊で、俺が同時にふたり担当することになったんだぞッ・・・!


猿飛桃太郎(無表情)

・・・。


鬼野右近(無表情)

なんで寝坊した?


猿飛桃太郎(驚き)

え・・・?


鬼野右近(無表情)

なんで寝坊したのかと聞いているんだ。
ちゃんと理由を把握しておかなければ、次も同じミスをしてしまうぞ。


猿飛桃太郎(無表情)

お、おう。
えぇと、昨日の夜、俺の将来について考えてたら、寝るのが遅くなって、つい・・・。


鬼野右近(ベース)

・・・。
なんだ、お前でもちゃんと将来のことを考えているんだな。


猿飛桃太郎(怒り)

当たり前だろ!
俺だって、将来のことを考えながら、それに向かって勉強をしてるんだ。
なんとなく、毎日を過ごしているわけじゃないんだぜ!


鬼野右近(ベース)

・・・。
それで、お前の将来設計ってのは、どんなものなんだ?
言ってみな。


猿飛桃太郎(ベース)

ゴホンッ!
えぇと、だな。
まず、あと5年後に、自宅のマンションの一室で整体院を・・・かくかくしかじか、というわけだ!


鬼野右近(無表情)

(・・・。)
自宅開業はやめておけ。


猿飛桃太郎(怒り)

・・・!
なんだよいきなり!


鬼野右近(無表情)

自宅で開業することは、絶対にやめておけと言っているんだ。


猿飛桃太郎(驚き)

な、なんでだよ!


鬼野右近(無表情)

お前じゃ絶対に上手くいかない。


猿飛桃太郎(怒り)

ふ、ふざけんなよ!
なんでオッサンにそんなことがわかるんだよッッ!

 

その日の営業終了後のことでした。
院長も帰り、ひとりで掃除をしていた桃太郎。
すると、机の裏にこんなものが・・・

 

猿飛桃太郎(怒り)

ほんとムカつくよな・・・。
あのオッサン!


猿飛桃太郎(驚き)

ん・・・?
経営日誌!?
かなりボロボロだなぁ。
オッサンがつけてやつかな?

 

1997年10月10日

自宅で整体を開業して、3ヶ月。
今日も患者さんからの予約はなかった。
もちろん、自分のやり方が間違っているから、このような結果になっているのだろうが、どうすれば上手くいくかがわからない。
このペースがあと1ヶ月続けば、店をたたみ、前の職場に戻らなければならない・・・。

 

猿飛桃太郎(驚き)

・・・!
これは・・・!


鬼野右近(怒り)

チクショーッッ!
なんで俺が帰るときにかぎって雨が降り始めんだッッ!
俺は、名前は鬼野だが、カミナリは落とさねぇぞ。


猿飛桃太郎(驚き)

あっ・・・!


鬼野右近(ベース)

おう、まだ掃除してたのか。
ん・・・?
なんだそりゃ?


猿飛桃太郎(驚き)

い、いや、これはその・・・。


鬼野右近(ベース)

俺の日誌じゃねぇか。
懐かしいな〜。
どこにあったんだ?


猿飛桃太郎(驚き)

いや、そこの机の裏に・・・。
あのさ、オッサン!
オッサンって昔、自宅で開業したんだろ?
そのとき上手くいかなかったのか?


鬼野右近(無表情)

・・・。
日誌にそう書かれていたのか?


猿飛桃太郎(無表情)

あぁ。


鬼野右近(無表情)

・・・。
あれは、俺が25歳の頃だったな。
お前と同じように、資金がないってことで、自宅で整体院を開業したのさ。
もちろん、そんな若造が、患者さんを集めるノウハウなんて知るはずもねェ。
結局、開業から4ヶ月後に店はたたんじまった。


猿飛桃太郎(驚き)

・・・。
だから、俺が自宅で開業するって言ったとき、否定したのか・・・?


鬼野右近(無表情)

・・・。
まぁ、そんなところだな。
自宅で開業する場合、メリットだけが際立つが、実際のところ、デメリットもかなりある。
とくにマンションの一室や、もともとあった自宅で始めようとすると、さらに大変だ。


猿飛桃太郎(無表情)

自宅開業って言っても、色々とあるんだな。


鬼野右近(無表情)

あぁ。
後悔しないように、お前には、自宅で開業することのメリット・デメリットを伝えておこう。

鬼野右近が教えます!!

整体院を自宅で開業するメリットは無駄な時間やコストを使わなくて済むこと

整体院を自宅で開業する場合、次のようなメリットがあるぞ。


1.コストがかからない
2.ムダな時間を使わなくて済む


1.コストがかからない

自宅で開業する場合、店舗で開業する場合とちがい、資金やランニングコストがさほどかからない。
なぜなら、すでにあるものを使って営業していくからだ。

例えば、店舗の場合、次のような準備物が必要になる。

 


・内装
・外装
・什器
・ベッドなどの備品
・広告費
・家賃、光熱費


 

合計で、およそ200万円、少し立地がよければ300万円ほどかかる場合もある。
手元の資金だけで、なんとかしようとするのではなく、融資を使って資金を調達することが必要だ。

一方、自宅で開業する場合は、次のような準備が必要になる。

 


・ベッド
・イス
・ラック
・模型
・しきり
・チラシなどの広告費


 

自宅で開業する場合、もともと住んでいるところを使うため、大掛かりな工事が必要ない。
そのため、10万円以内で収まる場合がほとんどだ。
手元の貯金だけでなんとかなるため、開業のハードルはかなり低いぞ。

ほかにも、事業を継続するために必要な、ランニングコストも安く済ませることができるので、少ない売り上げでも、利益を残しやすいのが特徴だ。

2.ムダな時間を使わなくて済む

つづいて、時間の面におけるメリットだ。

自宅で開業する場合、患者さんは店舗のように気軽に入ってこれないため、飛び込みで来ることは一切ない。
つまり、患者さんが来る場合、必ず予約を入れてからになるということだ。
そのため、お客さんが来るタイミングが予測でき、お客さんが来ない時間は、別のことに時間を使うことができる。
また、自宅開業は、通勤という概念が存在しないため、ムダな時間をさらに省くことができるぞ。

 


猿飛桃太郎(喜び)

やっぱり、自宅で開業すると、ラクだよな〜。
今日みたいに、ギリギリまで寝といても大丈夫だもんな〜。


鬼野右近(怒り)

(ギロッ)
・・・。


猿飛桃太郎(驚き)

(ひっ・・・!)


鬼野右近(無表情)

確かに、自宅で開業する場合、時間やお金の面で大きなメリットがある。
ただし、俺が忠告したように、デメリットの存在を把握しておかなければ、痛い目を見ることになるぞ。

猿飛桃太郎が教えます!!

自宅開業のデメリットは集客のむずかしさ

自宅開業のデメリットは次の通りだッッ!

 


1.集客がむずかしい
2.プライバシーの確保がしづらい
3.公私を混同してしまう


 

1.集客がむずかしい

自宅で開業する場合、ほとんどがマンションの一室や住宅街に店舗を構えることになるだろう。
人通りの少ない場所に店舗を構えるのは、集客面でかなり不利になるため、努力が必要になる。

この話をする上で、ひとつ伝えておきたい知識がある。
消費者が商品を購入するまでの心理プロセス、「AIDMA」というものだ。

AIDMAモデル
認知の段階 A:Attention(注意) 「あ、こんなところに整体院がある!」
感情の段階 I:Interest(興味・関心) 「どんなことをやっているんだろう?」
D:Desire(欲求) 「行ってみたいなぁ」
M:Memory(記憶) 「そういえば、行こうと思ってたんだよね」
行動の段階 A:Action(行動) 「よし、行ってみよう!」

人がなにかを購入するまでのあいだには、上記のようなプロセスがある。
表を見ればわかると思うが、どんな商品も購入してもらうには、まず見つけてもらう必要がある。(認知)
見つけてもらうことによって、次の興味・関心や、欲求の段階に進むことができるのさ。

ちなみに、店舗で開業した場合、多くの人が院のまえを通るため、上記の「A:Attenton(注意)」の状態を作りやすい。
そのため、実際に来院してもらうためのハードルは低くなる。

しかし、マンションや住宅街の中で、看板も出さずに開業しても、誰からも見つけてもらえない。
そのため、整体院に訪れてもらうために、最も大切な「認知」をはかることができないのさ。
認知をはかることができないということは、そもそも、患者さんは興味や関心も持ってくれないため、来院につながることは絶対にない。

このように、自宅で開業する場合、集客の面でかなり苦戦が強いられる。
まずは、将来、来院につながりそうな方に、見つけてもらうということから始める必要があるだろう。

2.プライバシーの確保がしづらい

自宅で開業する場合、本来、患者さんからは見えるはずのないものが見えてしまったり、自宅の場所を公にする必要性が出てくる。
例えば、次のようなものがある。

 


・子供の声や犬の鳴き声
・患者さんの来院中、家族が気を使わなければならない
・居住スペースが見られてしまう
・ホームページやチラシに住所を載せなければならない


 

このように、患者さんが来られた際は、なにかと周りの協力が必要だ。
また、住所をチラシやホームページに載せなければ、集客することができないため、住所を公に公開することに抵抗がある方は、オススメできない。

3.公私を混同してしまう

最後に、公私の混同だ。
例えば、お前はいま、こうして治療院に通勤しているから、「仕事モード」を作ることができている。
しかし、自宅が職場になってしまうと、通勤というプロセスや、職場に入った瞬間のスイッチがなくなるため、どうしてもダラけてしまう。
本当は書類の整理をしないといけないのに、自宅にいるあまり、洗濯物を取り込もうとしたり・・・なにかと仕事に集中できないだろう。

ほかにも、仕事とプライベートの区別がつけられず、せっかくの休みの日にも、予約の状況が気になり、結局、仕事をしてしまうことだってある。

自宅を職場をとして、しっかりと捉えられるかがカギとなるだろう。

 


猿飛桃太郎(無表情)

集客のむずかしさに、公私の混同か・・・。
多分、俺が自宅で開業したら、毎日ダラダラしてしまうだろうな・・・。
なんだか、メリハリのない1日を過ごしそうだぜ。


鬼野右近(ベース)

その通りだ。
つまり、自宅で開業する場合、自分を律することができなければ、生活にメリハリがなくなる。
結果として、常に仕事モードとプライベートが入り混じってしまい、ずっとストレスを抱えた状態になってしまうだろう。


猿飛桃太郎(喜び)

なるほどな!
逆にいまは、オッサンという監視がいるから、俺はうまくメリハリをつけられているんだな・・・!


鬼野右近(喜び)

そういうことだ。
お前は俺がいなければ、まいにち失敗だらけで、どうしようもない奴だからな。
ハッハッハッハ。


猿飛桃太郎(ベース)

(・・・。)
そんなことよりさ、オッサンは若い頃、開業してうまくいかなかったんだろ?
でも、もう20年近く経ってるし、いまのオッサンなら、絶対にうまくいくはずだよな・・・!
もし、いま、あの頃に戻れるとしたら、どんな風に自宅で整体院を経営していくんだ!?


鬼野右近(無表情)

・・・。
聞きたいか?


猿飛桃太郎(ベース)

おう!
俺も、将来のことを考えて、勉強しておきたいんだ!

鬼野右近(無表情)

自宅で整体院を開業するなら、「他人の家」という心理障壁をとりのぞく必要がある

鬼野右近(無表情)

先ほども伝えたが、自宅で開業する場合、認知をはかることができないため、集客がむずかしい。
しかし、自宅で開業するなら、もっと”切実な問題”が発生する


猿飛桃太郎(驚き)

切実な問題・・・?


鬼野右近(ベース)

あぁ、そうだ。
もし、お前が誰かが経営している自宅整体に行くとしよう。
なにか、気になる点はあるか?


猿飛桃太郎(驚き)

気になる点・・・?
あ、わかったぞ!
自宅を使った整体院は、あくまでも「他人の家」だから、行くのに抵抗がある・・・!


鬼野右近(ベース)

その通りだ。
自宅で開業する場合、整体院といいながら、あくまでも他人の家だ。
しかも、友達や知り合いではなく、赤の他人の家だな。
そのため、初めての通院は、どこか気が引ける。


猿飛桃太郎(驚き)

た、確かに・・・。


鬼野右近(ベース)

しかも、これが女性ならさらに、問題は切実だ。
女性の患者さんが、男性の先生の家にあがって施術を受けるとなると、なにかと怖さってものがあるもんだ。


猿飛桃太郎(無表情)

なるほど。
たしかに、女性だとなおさら怖いよな・・・。


鬼野右近(ベース)

ここまでをまとめると、自宅で整体院を開業するなら、以下の2点に対して対策を打っておかなければ、うまくいかないということになる。

 


1.認知力を高める工夫
2.「他人の家」感をなくす工夫


 

ここからは、この2点に焦点を当て、自宅で整体院を開業するためのノウハウを伝えるぞッッ!

鬼野右近が教えます!!

鬼野流!自宅整体の集客力を高める2つの工夫

 

1.認知力を高める工夫

自宅で開業する場合の絶対的な弱みは、認知力の低さだ。
誰にも認知されなければ、患者さんが来てくれることはない。
そのため、以下のような方法を使って、「体の不調を抱えている人」に、院の存在を見つけてもらわなければならない。

 


チラシ・フリーペーパー

紙媒体を使った広告手法は年々、反応率が落ちている。
2000枚配ってもなんの反応がないこともあるので、これからの集客方法として、通用するかどうかは疑問が残るところだ。

ホームページ・ブログ・SNS

いま最も効果的な手法は、ホームページやブログ、SNSなどの、インターネットを使った集客方法だ。
ホームページやブログの場合、検索エンジンや検索連動がた広告などの方法で、認知をはかることができる。
検索エンジンを使った集客方法は、すでに悩みを抱えている人を集められるため、効率的だ。

口コミ

一度来てくれた患者さんが、知り合いなどに、口コミを広めることで、来院につなげる手法だ。
お金も労力もほとんどかからないため、できれば、この手法で患者さんを集めたいところだな。


 

ここまで伝えたような手法を使うことで、認知をはかっていかなければ、自宅整体で集客することは難しいだろう。
ブログを作るにしても、ホームページを運用するにしても、1から勉強をする必要はあるが、しっかりと学びを実践できれば、認知力を高めることができるぞ。

2.「他人の家」感をなくす工夫

たとえ施術を受けるためだとしても、見ず知らずの他人の家に上がるのは、抵抗があるものだ。
そこで、他人の家にあがっているという感覚を少しでも和らげられるよう、次のような工夫が必要となる。

 


・生活感を出さない

生活感を感じる要素は、「視覚」「嗅覚」「聴覚」この3つだ。
この3つを通じて、患者さんが生活感を感じないよう、次のような工夫をするとよいだろう。

・家族の靴や衣服が見えないようにする
・タンスや押入れ、靴箱などは閉めておく
・消臭剤などを使って、その家独特の匂いを消しておく
・家族の声や生活音(洗濯機、足音など)を極力減らす
・BGMを鳴らす

・外から見たときに整体院があるとわかるようにする

マンションの場合、看板の設置は難しいかもしれない。
しかし、外から見て、整体院らしさがなければ、不安を覚えてしまうものだ。
そこで、小さくてもいいから看板を設置したり、患者さんが来るタイミングでドアを開けっ放しにしておくなどの工夫が必要だ。

・先生自身が清潔感のある格好をしておく

清潔感のない先生に対して、患者さんは信頼してくれない。
なぜなら、「この人に体を触られたくないなぁ・・・。」という感情を持たれてしまうからだ。
最低でも、以下の5つくらいは整えておくことで、清潔感があり、信用するに足る先生だと認識してもらえるだろう。

・白衣
・ひげ
・口臭
・体臭
・髪型


 

猿飛桃太郎(喜び)

俺が将来的に、自宅で開業する場合は、この2つのことに気をつけたおいたらいいんだな・・・!


鬼野右近(無表情)

・・・。


猿飛桃太郎(驚き)

なんだよ、オッサン!


鬼野右近(無表情)

もし、お前が自宅で開業するならな。
ただ、お前は自分の店舗を持った方がいいぞ。


猿飛桃太郎(驚き)

なんだよ、いきなり!


鬼野右近(無表情)

俺としては、お前に店舗を持ってもらいたい。


猿飛桃太郎(驚き)

え!?


鬼野右近(無表情)

なぜなら、お前は普通の人間が持っていない目をしているからだ。


猿飛桃太郎(驚き)

目・・・!?


鬼野右近(ベース)

あぁ、そうだ。
お前のそのギラギラした目つきは、自宅で開業して満足するような目じゃねぇ。
ちょっと無理してでも、店舗を開業し、さらには店舗を増やすことで、治療家の雇用や多くの悩める人を救う・・・そんな大きなビジョンを達成できる目をしている。

猿飛桃太郎(驚き)

・・・!
どデケェ話だな・・・!


鬼野右近(無表情)

お前にはそのくらいの器がある。
もっと高い目標を持って、世に名を轟かすような治療家になってみるのも、いいんじゃないか?


猿飛桃太郎(無表情)

お、おぅ。
なんか、今日のオッサン、気持ち悪いな・・・。


鬼野右近(驚き)

(し、しまった・・・。)

 

鬼野右近が教えます!!

(番外編)鬼野治療院のスタッフ研修

猿飛桃太郎(無表情)

俺の知り合いの整体師で、独立して3年のやつがいるんだ。
最近、そいつの整体院の患者さんが減ったみてェで・・・、なんとかなんねェかな?


鬼野右近(ベース)

・・・。
そいつの店は、なんで患者さんが減ったんだ?


猿飛桃太郎(無表情)

最近、近所に自費治療を本格的にやっている整体院が増えたらしいんだ。
しかも、ホームページも金がかかってるみたいでよ・・・。


鬼野右近(ベース)

・・・。
なるほど。
それなら、手技で差別化するしかないようだな。


猿飛桃太郎(驚き)

手技で差別化・・・?


鬼野右近(ベース)

あぁ、そうだ。
この整体院が飽和している時代に、ライバル店を出し抜くには差別化が必要だ。


猿飛桃太郎(驚き)

あぁ、それはわかるぜ!
そいつも、USPとやらを考えて、差別化頑張ってるみてェだから。


鬼野右近(ベース)

その差別化だが、一番手っ取り早いのは「自院だけが対応できる症状」を作ることだ。


猿飛桃太郎(驚き)

自院だけが対応できる症状・・・?


鬼野右近(ベース)

そうだ。
例えば、次のような症状は改善できる整体院が少ないため、対応することさえできれば簡単に差別化が可能だ。

 


・自律神経症状
・精神疾患


 

鬼野右近(ベース)

整体院を経営されている先生の中には、上記の症状の改善に苦手意識を持っている先生が多い。
というのも、患者さんの中には、踏み込まれると心を取り乱すような事情を抱えている人がいるからだ。


猿飛桃太郎(無表情)

(うわっ・・・、俺も苦手だ。
前に患者さんに大泣きされたからな・・・。)


猿飛桃太郎(驚き)

でもよ、患者さんのトラウマなんかに触れずに、自律神経症状とか、精神疾患が改善できる手技なんてあるのか?


鬼野右近(ベース)

あぁ、ある。


猿飛桃太郎(驚き)

・・・!


鬼野右近(ベース)

その手技は、俺の仲間でもある「鈴木章生」先生が開発されたメソッドだ。
「精度」や「経験」がなくても、自律神経症状・精神疾患で悩んでいる患者さんを改善することができる。


鬼野右近(ベース)

ちなみに、鈴木章生先生とは、「モーションロック瞬間解除テクニック」という手技を開発し、「毎月500名の患者さんを施術・患者さん全体の80%が6回以上のリピート・月商250万円」という輝かしい実績をもつ愛知県・岡崎のカリスマ治療家だ。


猿飛桃太郎(驚き)

・・・!


鬼野右近(ベース)

この手技を身につけることができれば、急増する精神疾患・自律神経症状にアプローチできるようになり、他院との差別化や高単価、時短施術へ近くだろう。


猿飛桃太郎(驚き)

そ、その手技教えてくれよ!


鬼野右近(ベース)

いいだろう・・・。
その手技がこれだッッ・・・!

精神疾患・自律神経症状にアプローチできる手技の紹介はこちら